明治の時代から受け継がれた
常滑焼の技術
01 水川製陶が作る植木鉢
植木鉢は常滑焼を代表する製品のひとつです。
国内で主流になっている園芸鉢は二代目の茂一が考案し全国に広めたとされています。
水川製陶では、「駄鉢」と「朝顔鉢」、「山野草鉢」、「雪割草鉢」、「ラフポット」といったオリジナル鉢を生産しており、デザイン、成形、焼成と工程のすべてを自社で行っています。
駄鉢(駄温鉢)
水川製陶を代表する製品で、100年以上前に二代目の茂一が作りはじめ、現在では全国で3社のみが作り続けています。
赤茶色の植木鉢で、シンプルでありながら機能的なデザインが特長です。
通気性と排水性に優れ、植物の根が健やかに育つ環境を提供します。
朝顔鉢
三代目の清平が昭和40年代に「朝顔鉢」のスタンダードモデルを作りました。
朝顔を盆栽のように育てるための専用の鉢で、鉢植えの朝顔は名古屋が発祥の地です。
浅かった従来の朝顔鉢を改良し、丸みを帯びたフォルムと表面の施釉が特長で、大輪の朝顔の花を引き立てます。
02 陶華光とは
「陶華光」は、水川製陶の5代目、幹康が生み出した
伝統の植木鉢の製法を活かしたランプシェードです。
厚みのある植木鉢の土に反射した光は、
木漏れ日のようでやわらかく美しく、
またランプシェードから四方に映し出される光の模様は独特の世界を作り出します。
02 陶華光とは
「陶華光」は、水川製陶の5代目、幹康が生み出した伝統の植木鉢の製法を活かしたランプシェードです。
厚みのある植木鉢の土に反射した光は、木漏れ日のようでやわらかく美しく、またランプシェードから四方に映し出される光の模様は独特の世界を作り出します。
03 陶華光のこだわり
常滑産の白土を型に入れ、コテで押しつけて植木鉢の原型を作り、しばらく乾燥させてから穴をあけていき、玉、星、花、ハートなどオリジナルデザインの光の道を彫りだしていく。
一つひとつすべて手作りで、型押しから彫り、乾燥、仕上げでおよそ3日。
さらに巨大な窯で2日間かけて焼き上げ、ようやくできあがります。
職人の手作業で丁寧に作り上げる、一点物のランプシェードです。
04 プロダクト一覧
陶華光 ランプシェード
五代目の幹康が創り出したのが「陶華光ランプシェード」。
一目見て植木鉢とわかる形状が最大の特長です。
植木鉢をベースとしたランプシェードはこれが唯一で、さまざまな形の大小の穴が美しい模様を浮かび上がらせます。
暗闇のなかでふわりと投影される光景は、逆にベースが植木鉢であることを忘れさせる幻想的な空間を生み出します。
メダカ鉢
メダカや水生植物を育てるための鉢です。
自然な風合いや色合いが、庭や室内のインテリアとよく調和します。
独自に開発した穴の開け方で、大雨などで水が溢れてもメダカが鉢の外に逃げないような設計になっています。
水中花台は別売りです。